読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

マイ ネーム イズ マイ

不定期更新しますですー

(^ω^)タイトルハナイ

※すごい長いです、お暇な時に・・・((

 

 


最近変な夢をみる。

夢での私は、フリフリのドレスを着て、小さなハープを持った私が、謎の怪物と共に戦っている。

そして6人くらいの、杖や剣を持った人たちが、私を庇いながら戦っている、そんな夢。けどその6人は、顔がぼやけていてよく見えない。


夢は怪物にとどめを刺すところで終わる。

樹「・・・はぁ、まただなぁ・・・」

夢から目が覚め、私はだるい体を無理矢理起こして、パジャマから制服に着替え、朝食の準備をする。

樹「お兄ちゃんは・・・まだ起きてない、かな。」

兄は、医学の勉強やら何やらで夜更かし気味で、いつも起きるのが遅い。

とりあえず、私は今作った目玉焼きと野菜炒めをラップに包んで冷蔵庫にしまい、お兄ちゃんの分をとっておく。

樹「・・・よし、」

私も朝食を食べたところだし、家を出る。

 

 

 

○×市第二中学校校門

そこは、桜吹雪が舞っていて、とても綺麗だった。

けれど、それと同時に私の第二の中学校生活が始まると思うと、少しだるけさを感じる。

私、蒼野 樹理華(あおの じゅりか)は現在中学二年生で、もともとはここの学校の生徒じゃない。中学一年生の時は別の中学校へ通っていた。いわゆる、私は転校生というやつだ。

私が転校した日は、ちょうど始業式の日。今日は始業式なのだ。

そして中学三年生の兄、蒼野 浩一(あおの こういち)も、私と同じ転校生である。

転校した理由は、私が中学1年生の時に、いじめに遭ったからというありきたりな理由。お兄ちゃんは、いじめとは無関係なのだが、一緒に同じ学校に転校してくれた。

?「おーい!そこの君ー!」

樹「・・・?」

赤い髪で、ポニーテールの女の子と、黄緑髪で2つ縛りの女の子が、私に話しかけてきた。見たところ、私と同じ制服だから、同じ学校の生徒だろう。

樹「な、なんでしょうか?」

人と話すのは大の苦手なため、ちょっとおどおどした声で返してしまった。

ああ、駄目だ、初対面でこんな弱々としていたら、またいじめられ・・・

?「ねえねえ!あなた、2年生でしょ!?」

樹「!?は、はい、そうですが。」

?2「ちょっと火奈美(かなみ)、いきなりそんな態度で話しかけたら、迷惑でしょ。」

?「あ・・・ご、ごめんねー由乃(ゆの)。」

由「謝るならこの子にしなさいよ。悪いわねー、えーっと、誰かしらあんた。」

樹「あ、蒼野 樹理華、です。わ、私は大丈夫ですよ・・・あはは、それにしても、どうして私が2年生だって・・・?」

火「え?ほら!2年生はネクタイの色が赤なの!1年生は青、3年生は緑だから!」

・・・ああ、なるほど、ネクタイの色かぁ。

火「あははっ、あんたさ、2年生なのに見たことない子だから、気になっちゃって!」

樹「ああ・・・私、転校生、なので。」

火「へー!なる!どおりで見覚えがないわけで!」

由「こいつ、同学年の子の顔はほとんど覚えてるから・・・」

樹「す、すごいですね・・・その記憶力、見習いたいです。」

私なんて、前いた中学では特定の人しか覚えてないというのに。

火「友達の顔なんて、覚えて当たり前でしょ!・・・といっても、1クラスの人数、19人しかいないから、覚えやすいってだけだもの。」

樹「そ、それでもすごいです」

火「えへへっ、ありがとじゅりりん!」

樹「えっ!?!?」

由「ニックネームよ、ニックネーム。嫌だったら無視していいから」

樹「あ、いえ、大丈夫です。」

ニックネーム・・・!初めてつけられた!いい意味の!

昔は変なあだ名でしか呼ばれたことがないものだから、ああいうニックネームはすごく嬉しい。嬉しすぎて、今にも顔がにやけそうだ。

樹「あ、そういえば、お2人の名前は?」

火「!ごめん!言ってなかった!あたしは日野 火奈美(ひの かなみ)!」

由「園澤 由乃(そのざわ ゆの)。よろしく。」

樹「・・・!う、うん、よろしくね、日野さん、園澤さん」

火「ちょっとちょっとー、苗字呼びやめてよ!私、苗字呼びされるのって何か変な感じして嫌だからさ。」

樹「ええっ!?」

と、いうことは、名前呼びをしろ、ということ、だよね、

どどどど、どうしよう、名前呼びなんて緊張して出来ない・・・!

いや、でも相手の要求に答えなければ、相手はとても嫌な気分になるだろう。

ええい、ここは満を持して!

樹「わ、わかりました!火奈美ちゃん!」

火「敬語も禁止」

樹「ええ!?」

由「ちょっと、会ったばっかりでそんなに強気にならなくてもいいでしょうよ。」

火「えぇー」

相手の要求に答えなければ相手の要求に答えなければ相手の要求に答えなければ相手の要求に答えなければ相手の要求に答えなければ相手の要求に答えなければ・・・

樹「わ、わかった!じゃあ、け、敬語、使わないね!」

火「おお!やったあ!ふふーん、これでやっと友達って感じがするわね!」

樹「と、友達?」

火「うん!・・・あ!歩いているうちに校舎に着いた!さーって、教室行こう!」

樹「う、うん!」

 

 

 


2年3組教室。

火奈美ちゃんと友達になった私は、ウキウキ気分で教室に入った。・・・教室は見事にガラ空きだった。恐らく、この時期はクラス替えだから、2年生の皆は、自分がどこのクラスかを確認しに行ってるのであろう。けれど私は、事前に知らされてあったため、最初から自分のクラスがどこなのか、わかっていた。

ガヤガヤ・・・

教室の外が騒がしくなってきた。多分、もうすぐ、色んな人たちがこの教室に入ってくるであろう。

人が苦手だから、このまま1人がよかったなあ、なんて思うが、そう我が儘は言っていられない。・・・でも、火奈美ちゃんと一緒だったらいいなあ、なんて思ったりもする。

・・・あ、さっそく1人入ってきた。

由「ふぅ・・・」

樹「あ、園澤さん」

由「由乃でいいわよ・・・。って、樹理華ちゃんじゃん。なんだ、一緒のクラスか。よかった、知り合いがいて。」

樹「え・・・火奈美ちゃんは?」

由「残念、別クラス。」

樹「あ・・・そうなんだ。」

ちょっと残念だなあ。火奈美ちゃんは私のこと友達って言ってくれた人だから、ちょっと悲しい。

園澤さ・・・由乃ちゃんは、火奈美ちゃん経由で話していたから、自分から話しかけたりするのは怖いし、不安だ。

由「ふんふふんふふーん」

由乃ちゃんは、鼻歌を歌いながら、カバンの中をゴソゴソとあさった。そしてカバンの中から、なんと、ゲーム機を取り出した。

樹「え!?」

私は驚きのあまり、変な声をあげてしまった。

由「何よ」

樹「い、いえ、その、学校にゲゲゲ、ゲーム機なんて、持ってきていいんですか?」

由「うー、火奈美みたいなこというんじゃないわよー。」

樹「あ、ご、ごめんなさいっ」

由「別にいいわよ。・・・あと、ゲーム機に関しては、バレなきゃいいのよ、バレなきゃ!!」

えぇ・・・そう、なのかな?

・・・もしかして、由乃ちゃんって、不良さん・・・だったり?

火「こぉらゲーム中毒ーーーー!!」

由「ゲッ、来た」

樹「あ、火奈美ちゃん」

火奈美ちゃんは、猛ダッシュで3組の教室に入ってきた。

火「あんた、また学校にゲーム持ち出して!」

由「あんたは私の母親かっての。てか、言ってるじゃない、バレなきゃいいって。」

火「そういう問題じゃないわよ!ねえ、じゅりりん!」

樹「え!?えと・・・」

どうしよう、ここで火奈美ちゃんに賛同したら由乃ちゃんに不快な思いをさせてしまうし、かといって反対すれば、火奈美ちゃんに不快な思いをさせてしまう。ああ、どちらの意見に賛同すればぁぁぁ・・・

?「はい、ゲーム機没収」

樹「!」

いつのまにか、私達の後ろには、私達より年上っぽい、髪の長い女の人が立っていた。ネクタイの色が緑色だから、3年生か。

それにしても3年生が何でここに・・・。

由「!?はあ!?誰よあんた!!って・・・お、お姉ちゃん!?」

火「あ、結花(ゆいか)さんだ、おはよーです」

由乃ちゃんのお姉さん・・・なんだ。確かに、よくみてみれば、顔つきが少し似ているし、由乃ちゃんと同じ黄緑色の髪をしている。

由「返しなさいよ!私からゲームをとったらどうなると!!」

結「いい加減になさい、このゲーム中毒。じゃ、これは1週間預かっておくから。じゃあね、火奈美」

火「はーい!では、また!」

由「ぐぬぬぬ・・・!!ま、いいわ、家に予備あと5機くらいあるし。」

火「こ、懲りないわねえ、あんた。」

樹「・・・い、今のは?」

由「あー、あれは私の姉の園澤結花。この学校じゃ生徒会長やってるわー。」

樹「せ、せい、と、かい・・・ちょう!?」

火「うん。・・・って、何でそんな驚いてるの?」

樹「い、いえ、・・・」

生徒会長・・・前いた学校では、生徒会長さんは、すごく嫌な人だったからなぁ・・・いや、でも、この学校では、そうじゃないと思うし、大丈夫大丈夫!

由「あぁー、暇、暇!ゲームしたい!!始業式までの時間がもったいない!!早くゲームしたいいい、早く終われ始業式・・・」

樹「ひぃぃ・・・」

由乃ちゃんは、真っ黒いオーラを放ちながら、机をバンバンと叩いている。

火「このゲーム中毒が・・・ごめんねー、じゅりりん、こんなのとクラス一緒で、大変でしょうに。」

樹「あはは、大丈夫だよ。」

・・・あまり大丈夫では、ないけど

火「でも、ほら、ゲーム中毒って部分を抜けば、普通にいいやつだからさ!それに、そのー、言っちゃうと、あいつ、友達すごい少ないよねー。」

樹「・・・!え、そう、なの?」

火「うん、まず、授業中にもゲームやってる時あるから、そのせいで1年生の時、クラスで結構悪く見られてたし、えーと、なんだっけ、園澤財閥だっけ?その娘さんの1人なわけ。」

火奈美ちゃんは、小声で話し始めた。

樹「ええ!?財閥ってお、お金持ちの・・・」

火「そうそう、金持ちだから、由乃に対して妬みとかそんな感情を持ってるやつらが多いのよ。だから少ないのよね、友達が。」

樹「・・・」

友達が少ない、かぁ、・・・私も、今は火奈美ちゃんしかいないかなぁ、由乃ちゃんは今は、友達って認めてもらえてるかは、まだわからないし。

・・・でも、由乃ちゃんとも仲良くなってみたいかな。

由「あああぁぁぁぁ・・・ゲームゲームゲーム・・・」

火「・・・・・・じゅりりん、由乃を、よろしくね?」

火奈美ちゃんは、憐れむような目で私を見た。

樹「・・・が、頑張るね」

 

 

数時間後。

始業式が終わり、自己紹介タイムもおわり、なんとか1日を過ごせた。

自己紹介タイムは、名前と出席番号しか言えなかった。趣味や自分の特徴を言うのが恥ずかしかったから。

由乃ちゃんも自己紹介タイムのときは、すごく不機嫌だったせいか、名前と出席番号しか言っていなかった。

 


そして放課後、私は1人で帰ろうとしたが、担任の先生に部活見学をしなさい、と言われたので、あまり入る気はしないけど、見学しにいくことになった。

・・・でも、もしかしたら入りたいと思う部活もあるだろうし、見学しても損はないかな、とも思った。

まずは、さっそく火奈美ちゃんに誘われた、柔道部を見に行くことになった。

火「どおりゃっ!」

柔道着を着た火奈美ちゃんは、どんどん人をなぎ倒していた。男女問わず。

火「さあ!あたしに倒されたいやつはかかってきなさい!」

柔道部らしき人たちは、怯えるような目で、火奈美ちゃんをみていた。

私もその場にいるのが怖かったので、その場を去った。

火奈美ちゃんって、力強いんだなぁ、初めて知った・・・あまり怒らせないようにしよう、殴られたりしたくないし。

 

 

次は、科学部の活動を見学しに来てみた。

科学部は、お兄ちゃんが入る予定の部活なので、少し興味があった。

科学部の活動教室、理科室では、もうすでにお兄ちゃんがいて、見学者なのに、色んな人たちに実験の説明をしていた。

浩「ですから、こうすると・・・こうで」

部員達「おお・・・!!」

顧問「すごいね、君、もうこの部活入っちゃえば?」

浩「はは、元から入る予定でしたので、そうさせていただきます。」

お兄ちゃんは、もうすっかり部活に溶け込んでいた。すごいなぁ・・・さすがお兄ちゃん。

・・・とりあえず、邪魔しちゃ悪いし、次の部活へ行こうかな。

 


樹「・・・次は、どこ行こうかな」

私に合いそうな部活を探していると、廊下で、明るいような、不気味なような男の子の声が、背後から聞こえた。

?「あ、ウワサの転校生だー、へー、女の子なんだ」

樹「!?あ、え、えと・・・」

後ろを振り返ると、茶髪の男の子がいた。声の主はこの人だろう。

?「ちょっとちょっと、そんなビビらないでよ。僕は怪しいものじゃないからさ、君と同じ、2年生だよ。」

男の子は、呆れたような表情で、ペラペラと喋った。

?「ただ、君とはクラスは別だと思うね、君、僕のクラスにいなかったわけだし。あ、僕は鹿島 大地(かじま だいち)。覚えておいてよ」

樹「あ、は、はい・・・」

この人、なんだか怖いなぁ・・・一見明るそうだけど、どこか私を小馬鹿にしているような・・・気がする。まるで私が一年生の時のあの生徒会長みたいだ。

樹「・・・あの、ところで」

大「ん?」

樹「・・・私に、用があるんですよね?」

大「あ!よくわかったね!」

樹「いえ・・・」

昔、よくいた。答えがわかってて言わないで、あえて相手に答えさせる人。

大「勧誘だよ、勧誘。僕、新聞部なワケで。といっても部員は現在僕1人だけどー。」

樹「・・・?部活は5人まで人数がいないと同好会になるのでは?」

大「むー、一昨年まではいたんだよ、10人くらいね。女子が9人、男子が1人。そしてその男子は僕の兄だったりする。」

樹「へ、へぇ・・・」

大「ま、9割の女子は全員僕の兄目当てだったみたいだけど。あー、ムカつく、あいつ本当自分が・・・・・・」

樹「・・・?」

鹿島さんは、呪文をとなえるかのように、ブツブツと呪いの言葉を呟きだした。(何を言っているかはご想像にお任せします)

大「ま、そんなワケで、1人しかいないもんだから、僕が卒業したら廃部になっちゃうわけですよ。卒業すんのまだまだ先だけど。というわけで、新聞部はいる?」

樹「え・・・」

どうしようか、廃部になってしまうのは可哀想だけど、この人、ちょっと苦手だし、遠慮しておこうかな。

樹「え、遠慮します。他に入りたい部活ある、ので」

・・・嘘だけど。

大「あーりゃりゃ、そうかい。残念。」

樹「で、ではっ、失礼します。」

私は大地さんから逃げるかのように走った。

大「待ちなよ」

樹「えっ」

な、何だろう、他に何か用が・・・?ま、まさか、見え見えの嘘をついたことがバレて、それで怒っちゃった・・・!?

大「そういえばの話。同好会といえば、メカメカ同好会っていうのがあるんだよ。活動内容は工作なんだけど・・・中には本物の機械を造ってるやつが2名ほどいるらしくてね。見に行ってないもんだから本当のことは知らないけど。見に行けば?3階の空き教室で活動してるからさー。」

樹「えっ」

大「じゃあねー、蒼野さん」

樹「!?ど、どうして私の苗字を!?」

大「さあー、何ででしょう?んじゃ、バイビー」

今度は鹿島さんが、私から去っていった。口笛を吹きながら。


・・・嘘をついたことは、バレてたんだな。でも、怒られなかった。よかった。

 

メカメカ同好会・・・3階か。行ってみようかな。

 

 

 

 

 


階段を2つほど上がって、メカメカ同好会の活動している空き教室前に来た。

コンコンッ


ちょっと緊張するけど、扉をノックした。


・・・返事はない。

いないのかな?と、思い、少し扉をあけてみた。

樹「失礼します」

?「あ!!こら!今扉開けるな!!」

樹「えっ」

ドオオオオオン!!

樹「!?」

扉を開けると、ロケットの形をした小さいものが、まっすぐ飛んできた。

樹「うわあ!?」

私は何とかよけたが、ロケットのようなものはそのまま、まっすぐ突き進んでいき、窓を割ってどこかへと飛んでいった。

樹「・・・・・・」

?「あっちゃー、やっちゃったな、こりゃ・・・弁償か」

?2「でも、あのミニロケットが飛べるってことがわかったし、実験成功ですね」

教室の中から、2人ほどの会話が聞こえてきた。


?「だな。」

由「あんのねぇ・・・あんたら、弁償するの私の親なんだけど」

?2「・・・悪いわね、ごめんね、由乃

ん?由乃ちゃん?

?「ん?あ、なんだ?2年か?こんなとこになんのようだ?まさか、生徒会か!廃部させる気か!!させねえぞ!」

樹「ち、違います!見学に・・・」

?「見学ぅ?・・・あ、そういや転校生いるんだっけか。2年と3年に。」

由「・・・あ、樹理華ちゃんじゃないの。よっ」

樹「あ、由乃ちゃんっ、何でここに?」

由「あー、私も一応メカメカ同好会なのよね。といっても私は造る方じゃなくて、使うほうだけど。」

樹「え・・・?ど、どういう、こと?」

?2「君、由乃の知り合いなら知ってるでしょ?この子が極度のゲーム中毒だって。」

樹「あ、あぁ・・・えっと」

由「ちょっと、変な言い回ししないでよ、勘違いされたらどうするワケ?」

?2「勘違いもなにも本当のことよ。馬鹿なの?自覚ないの?オタクなの?」

由「う、うるっさいわねぇ・・・」

?2「で、話を戻すと、私、機械とか造るの好きだから、ゲーム機とかも、ゲームソフトとかも作ってるわけよ。自分で。」

樹「えっ・・・!?す、すごいですね。」

?2「そうかしら。誰だって出来ると思うわよ」

いやいやいやいや、出来ない出来ない出来ない出来ない。

由「こいつ、常識外れてるから。理解できなくても、理解してあげなさい」

樹「う、うん」

?2「・・・そっちだって似たようなこと言ってんじゃない、お互い様、ね」

由「本当のこと、よ!」

樹「あはは・・・」

火奈美ちゃん、由乃ちゃんは友達が少ないって言ってたけど、火奈美ちゃん以外の友達ってこの人なのかな?

それにしても由乃ちゃんと仲よさそうなこの人、何年生かな?ジャージ姿だし、わからないなぁ・・・でも由乃ちゃんと仲いいってことは、私と同じ2年生かな?

?2「・・・あ、そういえば君、何年?名前は?」

樹「わっ」

む、向こうから私が聞きたいことを聞いてきた・・・。

樹「蒼野、樹理華・・・2年生です」

翼「樹理華ね。私は白川 翼(しろかわ つばさ)。君と同じ2年生よ。男みたいな名前ってよく言われるけど、女だから。」

樹「あ、いえ、わかってますよ。」

翼「そ。ならいいわ。」

由「ジャージ姿だと、たまーーーに男って勘違いされるのよね、あんた髪短いし」

翼「うるさい」

白川さんは、クールで落ち着いていて、女の人だけど、ちょっとかっこいいな、と思った。ただ、常識が外れてるみたいだけど・・・。

?「おーい、俺を忘れてねーか?」

翼「あ、雷田先輩、すいません、忘れてました」

?「をい」

樹「・・・この人は?」

由「3年生の雷田 勝太(かみなりた しょうた)さん。翼と同じく常識外れ。」

勝「あのよ、機械たくさん造ってるからって常識外れとか言うなや」

由「中学生が本物のメカ作ってる時点で常識外れなんですよー。」

翼「その常識外れの私が作るゲームをプレイしているのどこの誰かしら?」

由「ぐ、ぐぐ・・・」

勝「あっはは!で、蒼野、俺らの部活・・・まだ部活じゃないけど、入る気はないか?お前が入れば5人になって、メカメカ部になるんだぜー!」

樹「え・・・?由乃ちゃん、白川さん、雷田先輩・・・あともう1人は?」

翼「掛け持ちしてる人がいるの。その人、雷田先輩が無理矢理入らせたんだけど・・・。ちなみに3年生。」

勝「そういえば、あいつも転校生で苗字が蒼野だったなぁ」

樹「えっっ」

・・・ま、まさか。

勝「すごい偶然だよな、転校生が2人で、その2人がどっちも同じ苗字だなんて。」

由「本当ですね。」

樹「・・・い、いや、その人・・・」

3人「??」

樹「・・・あ、いえ、何でもないです。」

・・・言わないでおこう、もしかしたらその人、私の兄・・・だなんて。

お兄ちゃん、顔もかっこいいし成績もいいし運動神経もいいから、いたって普通・・・いや、普通以下の私がそんな兄の妹だなんて知られたら、比べられたりするだろうし。

翼「で、どうするの樹理華。入るの?入らないの?」

樹「えええ?んー・・・」

どうしようか。私は部活に入るなら知り合いがいたほうがいい。

けど火奈美ちゃんがいる柔道部はとても私に向いてると思えないので、パスしておこう。

科学部は、お兄ちゃんが入っていて、さっきのとおり、比べられたくないから、これもパスしておこう。

新聞部は・・・鹿島さんが怖いからパスしておこう。

残るは由乃ちゃんがいるメカメカ同好会、かな。これもお兄ちゃんは入ってるみたいだけど、・・・お兄ちゃん、科学部の方しか行かなさそうだ。さっき、雷田先輩に無理矢理入らされたって言ってたし。

樹「・・・はっ、入ります!メカメカ同好会!」

勝「うおおおおおおお!!まじでぇぇぇぇ!!!!????やったああああああ!!」

樹「わっ!」

雷田先輩が急に大声をあげたので、すごくびっくりした。

勝「これで、メカメカ同好会からメカメカ部だ!よっしゃ先公に報告してくる」

翼「いってらっしゃい先輩」

勝「おう!じゃあな!」

雷田先輩は、勢いよく教室を抜け、去っていった。

廊下から何かにぶつかる音が聞こえたけど、大丈夫かな?

由「それにしても、樹理華ちゃん、あんがとねー。入ってくれて。にしても意外、入ってくれるなんて。」

樹「い、いえ、他に入る部活がなかっただ・・・あ、すいません、えっと」

しまった。ああいう『他に入るところがなかった』という理由は熱心に活動している人にとってはすごく失礼な言葉だ。

どうしよう、怒られ・・・

由「あっははは、大丈夫よ、私だって樹理華ちゃんと同じ理由で入ったようなものだし。」

樹「え・・・!」

由乃ちゃんも・・・?

よかった、由乃ちゃんも同じなんだ。ちょっと安心・・・。

翼「それ、失礼じゃない?」

うっ・・・やっぱり、熱心にやっている白川さんにとっては、失礼だった・・・。

由「あっははー、悪いわね、・・・いや、そういうんじゃなくて、私樹理華ちゃんに嫌われてるかなと思ってさ」

樹「え!?き、嫌ってなんてないよ!」

由「そう?・・・いやー、だって、朝ゲーム持ってきてるとか、不良だなぁ、って思ったでしょ」

うう・・・思ってしまった。

樹「う、ううん!思ってないよ!」

由「本当にー?」

樹「本当、本当!」

・・・ごめんなさい、嘘です・・・と、心の中で謝っておく。

由「・・・ふふっ、まあいいわ。不良だなんて翼や火奈美にも思われてるだろうし。」

翼「いいえ、私はあなたのこと、オタクだと思っているわ」

由「・・・・・・あ、そう。まあいい、わ。そのことは置いておいて。樹理華ちゃん!!」

樹「は、はい!」

由「同じ部活に入ったことだし、私とも、友達にならない!?」

樹「え!?」

由「あー、やっぱ駄目?」

私が、由乃ちゃんと友達?由乃ちゃんに、認められた?友達って・・・認められた、の?

樹「い、いい、の?」

由「う、うん!・・・何か、樹理華ちゃんって私と同じような感じするし、わかりあえるんじゃないかなって。」

樹「同じ・・・って?」

由「友達少ない」

樹「うっ!!」

なんということだ。まさか友達が少ないことがバレていたとは。いや、隠すつもりはなかったけれども。

実を言うと、私は、今日の今日まで友達がいなかったのだ。

由乃ちゃんは私と同じと言ったが、私は由乃ちゃん以下なのだ。うう・・・。

翼「それ、失礼じゃない?」

樹「い、いいんです、本当のことだから」

由「あ、本当に少なかったんだ・・・もし友達多かったら失礼極まりなかったわ」

樹「あ、あはは・・・あの、由乃ちゃんっ」

由「ん?」

樹「あ、あの、友達、いいですよっ、なりましょう!」

由「わ!やった!これで友達3人目・・・!」

翼「よかったわね」

由「ええ!」

・・・よかった。由乃ちゃんとも、友達になれて。

転校初日から、友達が2人も出来た。こんな嬉しいことはもう他にないだろう。

けど、思いもしなかった。友達が出来た代償なのか、それともただの偶然なのかはわからない、けど。

まさかあんなことが起きるなんて・・・・・・。

 

ーきっと多分続く((ヲイ

 

 

はい、終わりです。

今回は、うごの方での昔の(小4くらいの)リヴたち(クリスマスパーティーのメンバー+α)のストーリーをアレンジして書きました!

言っちゃえばリメイクですね。


ではでは!キャラ紹介しときますねー。

 

蒼野 樹理華(あおの じゅりか)女 中学二年生
ネガティブで大人しい子。主人公。被害妄想が激しい。転校初日から、とんでもない出来事に遭遇するハメになる。
容姿・・・水色の髪の長髪で、目の色は銀色。制服は藍色のブレザーとスカート。赤ネクタイをつけている。

日野 火奈美(ひの かなみ)女 中学二年生
フレンドリーで明るい子。柔道部に所属していて、柔道の大会で何回か優勝している。
容姿・・・赤い髪で、ポニーテール。目の色は朱色。制服はじゅりかと同じ。

園澤 由乃(そのざわ ゆの)女 中学二年生
ゲームオタク(中毒)。大金持ちのお嬢様だが、あまり評判はよくない。
容姿・・・黄緑色の髪で、2つ縛り(ツインテールではない)。目の色は緑。制服は以下略。

白川 翼(しろかわ つばさ)女 中学二年生
クールで冷静な子。機械を造るのが趣味。機械を造ってる時に話しかけると殺される。
容姿・・・青髪で短髪。目の色は水色。制服は以下略で、制服姿のときはリボンのついたカチューシャをつけている。ジャージ姿のときはつけていない。

鹿島 大地(かじま だいち)男 中学二年
新聞部部長の、ちょっと謎めいた少年。一見、明るくて誰とでも仲良くなれそうな人だが・・・。
容姿・・・茶髪。目の色は黄色で、制服は学ラン。平均よりちょっと(?)身長が小さい。

蒼野 浩一(あおの こういち)男 中学三年生
樹理華の兄。父親が医者で、自分も医者になりたいと思うようになり、常日頃医学について勉強している。そのせいで夜更かし気味。
容姿・・・水色&青髪。目の色は青で、制服は大地と同じ。メガネをつけている。高身長。

雷田 勝太(かみなりた しょうた)男 中学三年生
メカメカ部の部長。翼と同じく機械を造るのが趣味。ハイテンションでうるさい。早とちりが多かったりする。
容姿・・・金髪頭。目の色は茶色。制服は学ランだが、普段はYシャツ姿(冬でも)。浩一と同じく高身長。

園澤 結花(そのざわ ゆいか)女 中学三年生
由乃の姉。生徒会長兼剣道部部長。すごく真面目。
容姿・・・黄緑色の髪でロングヘア。目の色は青緑。お花の髪飾りをつけている。制服は藍色で、緑ネクタイをつけている。

 

以上です!

この子たち↑リヴたちなんです!名前と性格全く違いますけど。

私が小学4年生の時のリヴたちはあんな名前で、あんな性格だったんです。

何でこんなものを書いたかと、いうと、最近DSiのうごを見ていて、自分が昔書いた小説をみつけて『うわあああ黒歴史ああああ』ってなってしまいまして笑

昔の小説を一通り見た後、消そうと思ったのですが私のオリキャラの原点ってその黒歴史の小説なので、黒歴史のまま終わらせるのはちょっとなぁ・・・ってなって、今に至るわけです。

あ、昔の小説は消してないです、はい((

結構アレンジしたので元の黒歴史のやつとは大分変わったかもしれないなw


今思ったけどファンタジーよりこっちの方が書きやすい気がすr((

 

ちなみに、誰が誰なのかは、あててほしいなという願望があるので言いません★((
趣味や特徴で意外とわかったりするかもですし((


でもヒントっぽいのをいうと、ビュルアとレッ君はまだこの小説にでてきておりませぬ・・・。

 


ではでは!最後までみてくださった方ありがとうございました!